古代の染織品には、糸の残欠でも捨てられぬ美しさがある。
それは、経年変化を感じさせない素材(絹の光沢)と色彩(天然染料)の美しさである。それが織物の断片となると文様の美しさが見えてくる。
その美しさの要因は、文様に先人のメッセージが込められいるからだ。文様に込められた意味を探っていくと我々が忘れかけている「幸せ」とは何かを教えてくれる。
中島洋一
1955年 埼玉県生まれ
1978年 多摩美術大学染織デザイン卒業
1986年 この頃より文化財修復に使われる古典織物の制作に携わる。取り組んだ文化財120件、うち国宝、重要文化財は20件
2006年 伝統文化ポーラ賞 奨励賞受賞
2007年 民族衣裳文化功労賞 きもの文化賞受賞
2009年 S&R財団 ワシントン特別賞受賞
会場は、韓国カフェ羅山
安曇野市穂高有明8193-3 山麓線沿い
電話 0362-50-6822
営業時間 10:30〜17:00(最終日は16:00まで)