地元長野には、陶芸、絵画、彫刻など多くの作家、アーティストの方がお住まいです。特に羅山の拠点がある安曇野周辺には豊かで穏やかな大自然の中に優れたギャラリー、美術館がいくつもあります。
穂高の山々から吹く涼しい風、茂った木々がもたらす優しい木陰、冷たく澄んだ清らかな水のおかげで、暑い夏の盛りでも過ごしやすいここ安曇野が、多くの作家、アーティストに好まれるのもよくわかる気がします。
さて、まもなく当館にて開催される個展「荒井善則 版画展」の主人公 荒井善則先生も、現在、長野市などを拠点に創作活動をなさっていますが、当館の李朝工藝をとても気に入ってくださっているアーティストのお一人です。
素朴で味わい深い李朝の品々は、創作活動の合間に、心を鎮め、穏やかな気持になるのに、最良のアイテムであろうと思います。
今回の展示会では、荒井先生の素晴らしい版画作品と当店の家具や古民具を合わせた新たな発見のある展示となることと思います。是非、多くの方に観ていただければと願っています。
「荒井善則 版画展」
会場:ギャラリー羅山
会期:7/8(金)~7/11(月) 10:00~17:00
荒井氏は長く北海道の大学で教鞭を執りながら作品を制作し、海外でも個展やグループ展を開催し、韓国のアーティストたち
とも交流展などを通じて積極的に関わってこられました。多様な表現媒体を用いて膨大な量の製作を行う氏の作品群の中から
、今回は版画30点を展示・販売します。大学退職後、現在は旭川と出身地の長野のアトリエを拠点に創作活動を続けています。
略歴
1949年:長野市生まれ
1972年:東海大学教養学部芸術学科卒業
2009年:37年間の大学教員退職
個展
長野、旭川、札幌、東京、韓国、英国、スウェーデン、デンマ
ーク、ルーマニア等20数回開催
グループ展
旭川、札幌、帯広、長野、花巻等日本各地で開催
表現活動
版画、造形、インスタレーション等が中心
受賞
北海道文化奨励賞、GINZA de ART大賞
長野県長野市の荒井先生のギャラリー
http://www.en-gallery.com/
教鞭ととっていらした頃のご活躍の様子
http://manabinomo.exblog.jp/tags/%E8%8D%92%E4%BA%95%E5%96%84%E5%89%87/